夢と希望を持ち続けて

はじめて人生の道のりを歩んでいる私たち1人1人に灯火がありますように

うさぎ小屋

Posted by 瀬那みき on   0 comments   0 trackback

こんばんは。
瀬那みきです。

実りの秋といいます。
これまで積み重ねてきたものがようやく実る時期なのでしょうか。
もしそうならば、これまでになかった変化が起きるのも秋の季節なのでしょう。

最近、ある国語学者の先生の本を興味深く読みました。

日本語が乱れている、ということなんですが、こういう話はいつの時代もあるそうです。
このような話は、私のように普段使う言葉に対し、何ら気を留めないものにとっては、正直言って耳を塞ぎたくなる話なのです。
それではいつまで経っても成長がないと、思い切って読んでみることにしました。

今日はその中からいくつかを紹介しますね。

まず、敬語の使い方に勘違いがある、との指摘
「でよろしかったでしょうか」事例。

さんのお宅でよろしかったでしょうか」と、営業電話で掛かってくるものが多いですよね。
私などは、乱れているともなんとも思わないのですが、ごてごてして長ったらしい、とのことです。
さんのお宅でございますか」でよろしい、とのこと。

尚、「さんのお宅で、大丈夫ですか?」というのもあるそうです。
これはさすがに、お前(の頭)は大丈夫か?と言われているようでア然とし、しまいには腹立たしくなってしまいますよね。
まあ、でも実際、私なんかは、こう言われたとしても、
「大丈夫だと思いますよ」
なんて返してしまうと思います。


はい、次は、
「~させていただきます」事例。

「本日休業させていただきます」などと使ったりしますが、「本日休業」で失礼でもなんでもないとのこと。

「させていただきます」とは、本来信仰を持っている人が使った言い方で、神様の思し召しで、私めのようなしがない人間も、そうさせていただいている、という表現からきたそうです。

お客様は神様だというのがはやって、ますますお客様の許可を得て、という濫用が行われているようです。

させていただきますは私もつい頻繁に使ってしまうのですが、こう指摘を受けても、もうこの使い方がすっかり染みついてしまったことに気が付き、心得た人に運悪く使ってしまった場合、「許可した覚えはないゾ」と言われてしまいそうです。

はい、その次は、
マンションのチラシを見ると「全邸南向き」とあり、もはや驚きもしませんよね。

ところが、マンションのワンフロアとして売り出すものは別として、棟割長屋が縦になっただけのところにを「邸」使うのはおかしい、とのこと。

「邸」はそれこそ、門を入ってから玄関まで5分歩くというようなのが「邸」なのだということでした。

まあ、それはその通りですが、たとえ「うさぎ小屋」のような家であっても、人生1度するかしないかの大きな買い物に「邸」を買った気分を味わいたい、それに値するような思い切った決断をしたのだという評価もまたしてもらいたいという気持ちも理解できますよね。
小さくてもお値段は「邸」価格なんですから。

さて、この本を読んでいて嬉しくなったこともありました。
それはこちら。

「~してもいい?」と聞かれると、
「全然いいよ」とか「全然構わないよ」とか使っていたことがありました。

ところが、その使い方はおかしい、間違っていると指摘されたことがあったんです。
そんな方、他にもいらっしゃいませんか?

これは「全然」の使い方は打ち消しと呼応すると、ある時代には教育されたそうなんです。

しかしそれは戦後のわずかな期間だけで、明治時代には「全然」が肯定と呼応する例があったそうです。

「全然そうである」と肯定に使うと、威張っているという印象を聞き手が受けるようになったため、打ち消しと呼応するという考え方が出てきたようです。

これを知り、ずっとひっかかっていたものが取れたようで、すっきりしました。

日本語の乱れは、勿論使う側にも問題はありますが、教える側にもかなり不条理な点が実はあって、そのために混乱することもあり、そういった問題意識は普段なかなか持てないことなので、読んでみてよかったです。

ちょっとへんだな、と思ったら何事も立ち止まって、考え、調べてみるのがいいんでしょうね。

なかなかできないことですけどね。

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